缶詰保存用キャップ 開発ストーリー vol.1

プレイアーデンでは、ウェットフードの缶詰を保存するための
オリジナルキャップをご用意しています。

＊商品の説明やスペック、取り扱い上の注意についてはこちらをご覧ください。
ここでは、開発ストーリーやこだわりの素材、製造技術についてご紹介します。

「数回に分けて与えるから、開けたてのおいしさをキープしたい」
「冷蔵庫で保存する時、ラップを使うと匂いがもれそう」

そんなお客様からの声にこたえて製作したこのキャップは、
実に構想から2年をかけて完成させたプロダクトです。

素材、性能、デザイン。
そして既存の製品を凌駕する圧倒的なクオリティ。

すべてにおいて妥協のない製品にするためには、
世界に誇るMade in Japanの高度な技術と意匠が必要不可欠です。

そこで私たちは、工業デザイナーとタッグを組み、
高精度のキャップを開発できる造り手を探し求めました。

そうして出会ったのが、50年の経験に裏打ちされた
高度な技術とノウハウを有するプラスチック加工成形工場。

3Dプリンタで出力した模型をもとにオリジナルの金型を製作し、
スチレン系エラストマーという樹脂を注入して成形する方法で
試作がスタートしました。

まず厳選したのが、樹脂の素材。

従来のゴムやオレフィン系エラストマーと比べて臭気が少なく、
弾力性のある国産スチレン系エラストマーを採用しています。
哺乳瓶用乳首や食品容器などにも使用されており、
「フードグレード（食品グレード）」の安全性が高く評価されている素材です。

そして、性能と実用性。

フードの乾燥や冷蔵庫内への匂い移りを防ぐため、
キャップ裏面には内部の水分や空気を逃さないブロック機構を採用。
力を入れなくてもぴったりと缶に密着し、
開けたてのおいしさをキープします。

一方で、子どもや年配の方でも開けやすい硬さにし、
指の引っかかり具合を微調整することで、スムーズな使い心地を実現。
ネイルをされている方、爪の長い方でも快適にお使いいただけます。

毎日使うものだからこそ、安心安全で機能性に優れたものを。
そんな想いをかたちにしたこだわりの数々です。

＊vol.2では、デザインやカラーバリエーションについてご紹介します。