2016年08月22日
多くのわんちゃん、にゃんちゃんが発症する肝臓・腎臓のトラブルに対し、
食事を通じた改善策をアドバイスさせていただく「わん☆にゃん お悩み相談室」の第3弾!
肝臓のトラブルをご紹介した前編に続き、
後編ではおしっこトラブルの代表であるストルバイト結石をピックアップ。
ぜひ前編も合わせてお読みいただき、それぞれの臓器の働きや、
フードコンセプターからみなさまへのお願いを知っていただけるとうれしいです。
■わんちゃんのお悩み
「療法食は食べないし、水分もあまり摂ってくれない。
牛肉や鶏肉、ラム肉、白身魚にアレルギーがあり、フード選びに困っています」
■フードコンセプターのご提案
お悩み相談室 vo.2でも紹介したように、
ストルバイト結石は、膀胱内で細菌が増殖し、
尿がアルカリ化することで結石ができてしまう病気です。
改善のポイントは、酸性食品であるお肉をメインにした食事にすることと、
膀胱内の細菌をスムーズに排出させるために、たっぷりの水分を摂ること。
わんちゃんの水分補給のコツをお話させていただき(お悩み相談室 vol.1参照)、
『ドライフード中心の食事にしたい』とのことだったので、
アレルギーのリスクが少ない鹿肉ベースの「プレミアムケア」と
ウェットフードの「100%有機 ポーク」をおすすめしました。
実際にわんちゃんに試食してもらったのですが、どちらも瞬時に完食(笑)
その様子に安心されて、飼い主さんはほっとした表情をされていました。
↑酸性食品であるお肉たっぷりのウェットフード。
ドライフードがメインの方は、ぜひこまめに取り入れてみてください。
■にゃんちゃんのお悩み
「獣医さんおすすめの療法食はドライフード。
あまり食べてくれないし、水分摂取量も不足しがちです」
■フードコンセプターのご提案
猫の尿路結石で最も多いのが、このストルバイト結石です。
砂漠地帯が原産地である猫は、水が少ない環境でも生きられるよう、
尿をできる限り濃縮して排泄するからだになっています。
あまり水を飲まないにゃんちゃんも少なくないと思いますが、
この“尿の濃縮”こそが、腎臓に負担をかけ、結石を引き起こす原因につながるのです。
case.3のわんちゃんと同じく、酸性食品であるお肉メインの食事と
水分摂取が改善のポイントになりますが、
ドライフードだけ与えているにゃんちゃんは、特に水分摂取量が不足しがち。
こちらのお客様には、酸性食品であるお肉の含有率99.5%、
80%が水分でできている「100%有機 ウェットフード」を
取り入れた食事に切り替える方法をお伝えしました。
いかがでしたでしょうか?
私たちがおすすめしたフードで、わんちゃん、にゃんちゃんたちが
少しでも健康を取り戻してくれることをお祈りしています!
★写真は、愛知県で暮らすサーロスウルフハウンドのアイツくん(男の子・1歳7カ月)
まもなく発行されるフリーペーパー「Plaiaden PRESS」vol.4にて
取材をさせていただきました。
後日、こちらのブログでもご紹介するのでお楽しみに!
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