ドイツのペット事情 vol.4〜愛犬のトレーニング＆しつけ〜

こちらのコーナーのvol.1でご紹介したように、
ドイツでは街のあらゆる場所で
愛犬とドッグオーナーが一緒に過ごすことができます。

日本のように犬用キャリーやカートを使用することなく、
人間と同じように電車に乗ったり、
レストランでくつろいだりしているのは
当たり前の風景なんです。

それができるのは、愛犬のしつけやトレーニングが行き届いているから。

ほとんどの愛犬が幼犬の頃から専用施設でしつけを受けており、
飼い主の命令を理解し、問題なく日常生活ができるよう
徹底したトレーニングを受けています。

どの地域にも、飼い主と一緒に通えるトレーニングスクールや、
自宅や近所の公園までトレーナーが出張して
しつけを教えてくれるスクールが豊富にあり、
人間と共生するためのルールをしっかり学んでいるのです。

ペット先進国のドイツでは、
「犬を飼うことは、きちんとしつけを行うこと」が大前提。

国民の常識として浸透しているからこそ、
ドイツの人たちは犬に寛容なんですね。