犬は飼い主に似るって本当?
あれは今から3年ほど前のこと。
もう1匹、我が家に犬を迎えたいと思っていたころ、
偶然にもその機会が訪れた。
期待に胸弾ませる私たちの前で、身体全体で嬉しさを表現する犬もいれば
見慣れない人間に警戒心をあらわにする犬もいた。
そんな中で生まれたばかりの数匹の子犬が
無邪気にじゃれ合って遊んでいるのが目に入った。
その様子を微笑ましく見ていると
1匹の子犬もじっとこちらを見つめてきた。
そのあどけない表情とうるんだ瞳。
もう、我が家に連れて帰ります!と言わずにはいられなかった。
こうして、木々の緑がみずみずしく色づき始めたころ、
その子犬は我が家の一員になった。
そんなある日、仕事から帰ってくると窓から子犬が顔をのぞかせているではないか。
あれ? 朝、ゲージの中にいたはずなのに……。
慌てて家の中に入ると子犬は悪びれることもなく
私にじゃれついてきた。
いやいや、じゃれついている場合ではない!
よく見るとゲージの鍵はかかったままなので、
どうやらサークルを飛び越えて外に出てしまったようだ。
恐るべし、子犬の好奇心。
そして、また別の日も同じように仕事から帰ると、
リビングの床一面が白い綿で埋め尽くされていた……。
今度は何???
と思って子犬の方を見ると、申し訳なさそうな顔でこちらを見ている。
なるほど、遊んでいるうちに興奮してクッションを咬んだんだね……。
仕方ないね、これも成長の証……なのかな。
こうして驚きと喜びに満ちた日々が過ぎていき、
あの日ウルウルとした瞳で私の顔を見上げた子犬は、
いつの間にか、少しことでは動じないしたたかな成犬へと成長していた。
え? そんなところは私にそっくりだって?
そうか、あの日、私は無意識に自分と似たタイプの犬を選んでいたってわけだ。
皆さんのところはどうですか?
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