フードコンセプターのわん☆にゃん お悩み相談室 vol.3（前編）

各地で開催中の「Plaïaden TASTING SALON」で出会った
わんちゃん＆にゃんちゃんのお悩みに答える
「わん☆にゃん お悩み相談室」の第3弾！

今回から、フードコンセプターがお客様からお聞きした
より具体的な相談例をピックアップしながら、
プレイアーデンのフードを活用した改善策をご紹介したいと思います。

※※※　みなさまへお願い　※※※
大学時代から動物の繁殖や栄養学を研究し、
アメリカで畜産を学んだフードコンセプターの監修ではありますが、
あくまで個人の解釈であることをご了承ください。
わんちゃん、にゃんちゃんの個体差や体質、また状況によって
給餌方法は変わってきますので、改善策の例としてご覧ください。

本日のテーマは、多くのわんちゃん、にゃんちゃんが発症する肝臓や腎臓のトラブル。
まずは、それぞれ臓器の役割を簡単にご説明しますね。

《肝臓》
●腸から吸収した栄養素の代謝（エネルギーの生成）
●タンパク質の代謝時に、からだに有害な物質の解毒を行なう（アンモニアや薬物などを無毒化）
《腎臓》
●血液中の老廃物や塩分を、尿として体外へ排泄
●体内の血圧や水分量のコントロール

これをふまえた上で、前編では肝臓のトラブルを抱えた
わんちゃん、にゃんちゃんをご紹介していきます。

【case.1／猫／肝臓の数値が悪いにゃんちゃんの場合】

■にゃんちゃんのお悩み
「獣医さんから勧められた療法食を食べなくなってしまった。
療法食じゃないと与えてはダメなのでしょうか？」

■フードコンセプターのご提案
猫の肝臓ケアのために作られた療法食は、水分を多く摂らせるために、
ナトリウム（塩分）を多く含んでいるものがあります。
実際にこちらのお客様のにゃんちゃんも、
『療法食を食べいてた時は、喉が渇くのか、よく水を飲んでいた』とのこと。

すぐ取り入れられる改善策としては、肝臓を休ませて機能の回復を促すこと。
肝臓に優しいレバーや、穀物などの植物性タンパク質を多めに摂り、
代謝されると有害なアンモニアを発生する動物性タンパク質を減らします。
さらに野菜をプラスして、ビタミン、ミネラル補給をすることをアドバイスしました。

プレイアーデンのおすすめは「100％有機 ウェットフード」。
新鮮な牛肉や鶏肉のレバーをたっぷりと含んでいるうえ、
肝臓に負担をかける着色料や保存料、酸化防止剤などの食品添加物を
いっさい使用していないため、安心してお召し上がりいただけます。
ウェットフードは水分補給もできるので一石二鳥です。

　
↑プレイアーデンのキャットフードは、
新鮮なBio精肉と食物繊維が豊富なキクイモのみで作られています。

【case.2／犬／肝機能障害の疑いと言われたわんちゃんの場合】

■わんちゃんのお悩み
「血液検査はしていないものの、肝機能障害の疑い。
どんなフードを選べばいいのでしょうか？」

■フードコンセプターのご提案
わんちゃんの食欲が落ち、元気もないと心配していらっしゃいましたが、
まずは血液検査を受けることが先決です。
血液検査で肝臓の数値が高いと、何らかのトラブルや病気がある可能性が考えられます。

仮に肝機能障害だった場合、食べ物の質を変えることで、
肝臓にかかっている負担を最小限にとどめることができます。
考え方はcase.1と同じく、動物性タンパク質の摂取量をコントロールし、
肝臓の毒素を増やす有害物質、つまり食品添加物を極力摂らないことが大切。

このお客様には、良質なタンパク質と穀物がバランスよく配合されている
ドライフード「プレミアムケア」をおすすめしました。
グルテンフリーなのでアレルギーを心配せず、安心して与えることができます。

いかがでしたでしょうか？

後編では、ストルバイト結石にお悩みのわんちゃん、にゃんちゃんを
ご紹介しますので、引き続きご覧ください。