お互いになくてはならない
大切な存在に
私が愛犬と暮らすようになったのは、犬のゲームがきっかけだった。
当時、わが家には1匹の犬がいたが、歳をとっていたこともあってあまり走れず、
走ることが大好きだった私には物足りなさがあった。
犬とフライングディスクをしたり、おもちゃで遊んだり、芝生の上を転げまわったり。
まだ幼かった私には、ゲームの世界で繰り広げられる犬との生活が憧れだったのだ。
ようやくわが家に子犬がやってきた日は、今も鮮明に覚えている。
クリクリと澄んだ瞳、柔らかくてふわふわした毛並み、
少し立ち上がりながら私の頬をなめていく愛らしさ。
これはゲームの世界じゃない。
日常というリアルな世界で手にした大切な存在だった。
そんな愛おしい存在にも困った点が。
愛犬はとてもいたずら好きだった。
ちょっと目を離すと貰ったプレゼントをボロボロにしたり、
時には脱走を試みたりと、とにかくやんちゃすぎた。
でも、そのいたずらさえも可愛すぎて、なかなか叱れなかったのだからツライ。
私の人生で大きな部分を占めた愛犬。
受験前、勉強で疲れていてもくじけずに頑張れたのは、
愛犬の存在があったからだ。
友達とケンカしてもすぐに仲直りできたのは、
しくしくと泣く私の横で慰めてくれた愛犬がいたからだ。
楽しいときはもちろん、ツライとき、悲しいときも
常に愛犬はそばにいた。
そんな関係に少し変化が生まれた。
私の留学が決まり、愛犬と少しだけ離れ離れになったのだ。
それほど長い期間だったわけではないのだが、
愛犬は私がいないことがストレスとなり、体重が減ってしまった。
これまで一緒に生活してきて、こんなことは初めて。
私はかなり驚いた。
そして、私の人生の中で愛犬の存在が大きく占めているように、
愛犬にとっても私の存在がすごく大きいのだと実感し、
さらに愛おしさが増していった。
犬との生活は決して思い通りにはならないし、
想定外なこともたくさんある。
でも、犬との暮らしは飽きないし、次はどんなことが起こるのかなと
ワクワクしてくるから楽しいのだ。
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